ダウ平均は高値更新の一方でナスダックが大幅安
6月9日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,271ドル(+89)
・S&P500 2,431.7ポイント(-2.0)
・ナスダック 6,207.9ポイント(-113.8)
9日はダウ平均が続伸し1週間ぶりの高値を更新の一方
ナスダック指数が113ポイント安と大幅安。
これまでとは若干市場の様相が異なる展開となりました。
FBIコミー前長官の議会証言が波乱なく過ぎ、市場は
安心感に包まれダウ平均は上昇。
ところがハイテク株中心のナスダックで、グーグルの
持株会社のアルファベット、アマゾン、フェイスブック
が揃って下落し、大幅安に。
ダウ平均採用銘柄において上昇率では
2位JPモルガンチェース(+2.37%)、3位シェブロン(+2.31%)
5位エクソンモービル(+1.87%)となりトランプ相場銘柄が上昇。
一方の下落率では
1位アップル(-3.88%)、2位マクロソフト(-2.27%)
3位インテル(-2.11%)となり、ハイテク株は総崩れ。
ダウ平均はまた裂き状態となりました。
ナスダック指数の下落が一時的なものにとどまるのか
今後の調整の号砲となるのかが注目ポイント。
後者の場合、ナスダックは値動きが軽いので
一気に下落のリスクがあるので要注意となります。
まずは来週、ナスダックの寄付き及びその後の
値動きに注目したいと思います。