ハイテク株及び金融株は売られるも小幅安に留まる
6月15日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,359ドル(-14)
・S&P500 2,432.4ポイント(-5.4)
・ナスダック 6,165.5ポイント(-29.3)
15日は3指数揃って小幅な下落、FOMC後も
小動きな展開が継続しています。
引き続きハイテク株が売られる流れの中で
FOMCの金利引き上げの影響を懸念し、本日は
金融株も合わせて売られる状況。
ダウ平均採用銘柄の下落率のワースト10で
金融株はゴールドマン、ビザ、JPモルガン・チェースがランクイン。
一方、ハイテク株もインテル、アップル、マイクロソフトが
ランクインしており、金融及びハイテクを代表する銘柄が
揃って下落しています。
しかしながら3指数ともに、小幅な下落に留まっており
市場の地合い自体はそれほど悪くはありません。
市場は次のテーマを探しあぐねている状態ですが
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位キャタピラー(+1.61%)
2位ボーイング(+1.60%)
3位P&G(+1.06%)
と大型優良株が買われています。
今後本傾向が継続すると、市場の潮目に変化が
生じる可能性があります。
次の値動きの切っ掛け及びそのタイミングを見逃さぬよう
ファンダメンタル及び周辺市場も注意して見ていきたいと思います。