アマゾンのプライムデー懸念から小売株が下落
7月10日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,408.5ドル(-5.8)
・S&P500 2,427.4ポイント(+2.2)
・ナスダック 6,176.3(+23.3)
10日はダウ平均が下落の一方で、S&P500とナスダックが上昇し
まちまちの展開。
月曜日で経済指標等の発表がなく全体的にも相場の方向性が
乏しい中、アマゾンの有料会員限定セールのプライムデーが
市場の話題に。
既に米国ではアマゾンはショッピングモールを駆逐する
存在となっており、小売株が売られることに。
その結果ダウ平均採用銘柄において、下落率1位が
ウォルマート(-2.79%)となりました。
日本では小売り大手とアマゾンが競合との状況とは
なっていませんが、アメリカではアマゾンが小売業界を席捲
しており、将来的な日本市場への影響も注目されます。
私も、日本のアマゾンを見てみましたが
特別欲しいものもなく。。。
今週から各企業の6月上期決算発表が開始されます。
また12-13日にはFRBイエレン議長の議会証言が控えており
今週前半はイエレン議長の証言待ち、とのスタンスの投資家も
多く存在しています。
イエレン議長の発言並びに、主要決算の発表内容に市場は
一喜一憂する展開が予想されるため、値動きに
翻弄されないように注意したいと思います。