含み益に意味なし

今日のタイトルは「含み益に意味なし」です。

投資やっている人は、良く分かっていますが
投資は確定するまでは何が起こるか全く分かりません。

利益側も、損失側も、全くもって同じことです。

 
ただ、人間の心理は含みの段階で一喜一憂します。

今確定したら、どのくらい儲かる。
今確定したら、どのくらい損する。

確定しない限りは、何も現実化していないのですが
確定前の段階で一喜一憂してしまいます。

 
特に長期のトレードになってくると
この心理が継続する期間が長くなります。

含み益が出ている場合ですが
確定しなければ、絵に描いた餅です。

株が10倍になったとしても、確定しなければ意味がありません。

いくらニヤニヤしても意味はありません。
もしかすると、明日は紙切れになる可能性だってあります。

長期投資で利益確定するのって、実は結構難しい。

仮に、株価が2倍とか3倍とかになったとしても
ここまで行ってしまうと、逆にどこで確定して良いのか
分からなくなってしまうのです。

確定するタイミングが分からないという状況になります。

まだ、あがるんじゃない？という欲も出てきますしね。

 
どこで確定するか、最初から決めてないとしたら
あとはそれぞれの判断になるとは思いますが

結果的には

「確定しなければ、絵に描いた餅」

というのを、しっかりと心にとめておく必要があります。

 
定期預金みたいに、確実に満期がきてくれたりする方が
確定タイミングを判断しなくて良いので、ずっと楽です。

 
投資って、奥が深いですが、難しいですね。

2017年8月24日

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