ハリケーン被害が予想を下回り大幅高に
9月11日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,057ドル(+259)
・S&P500 2,488.1ポイント(+26.6)
・ナスダック 6,432.2ポイント(+72.0)
11日は3指数揃って大幅な上昇となり
S&P500は終値ベースで高値を更新しました。
被害が心配されたハリケーン・イルマは
フロリダ州を直撃したものの、被害は事前予想より
大きくなく、投資家に安心感が広がりました。
先週末よりハリケーンへの警戒モードでしたが
被害が少ないとの安心感から、投資家心理は
一気に買いに傾きました。
その結果、ほぼ全面高とも言うべき展開となり
ナスダック指数も一時最高値を更新。
またダウ平均採用銘柄においても下落銘柄が
2銘柄のみ(ホーム・デポ、GE)となりました。
一方で株価の全面高もあり、直近では
上昇トレンドが継続していた
金価格が下落しました。
また金価格同様リスク指標と言えるVIX指数は
安値水準に位置しており、市場は徐々に
リスクオンの状況となりつつあります。
尚、ドイツの株式市場で指数GER30が
9月に入り好調で11日も大きく上昇。
レンジ相場から脱するような
上昇を見せています
本日の株価上昇が、今後の株価上昇の
号砲となるのか、明日からの値動きには十分に
注意したいと思います。