北朝鮮問題を抱えながら3指数揃って高値更新
9月12日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,118ドル(+61)
・S&P500 2,496.4ポイント(+8.3)
・ナスダック 6,454.2ポイント(+22.0)
12日は上昇幅は昨日程ではありませんが
3指数揃っての上昇。
結果的に3指数ともに最高値を更新すると言う
記念すべき日となりました。
国連で北朝鮮への制裁決議が可決されましたが
市場は完全に北朝鮮問題をスルー。
ハリケーン対応での復興需要や、ムニューシン財務長官の
税制改正への発言が材料視され、全体的に
市場は前向きなムードとなりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
3位ゴールドマンサックス(+2.21%)
5位JPモルガンチェース(+1.23%)
となり相場上昇期にランクインする
金融株が顔を揃え、最高値更新を印象付けています。
また金価格の値下がりに、VIX指数の停滞もあり
市場はリスクオンの状況となっています。
北朝鮮問題に何の進展もない中で
再び3指数が高値を更新の事態に驚きを禁じえません。
しかしながらアメリカにとっては北朝鮮は
太平洋を隔てた遠い国であり、つまるところは他人事の感もあります。。。
再び高値を更新となった3指数が今後
更なる高みを目指すことになるのか
注意深く見守りたいと思います。