追加利上げ見送り観測が浮上し株価上昇
10月11日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,872ドル(+42)
・S&P500 2,555.2ポイント(+4.6)
・ナスダック 6,603.5ポイント(+16.2)
11日も3指数揃っての上昇且つ高値更新となり
アメリカ市場の力強さを感じる1日となりました。
場中に9月開催のFOMC議事録が公開。
年内の利上げを織り込みつつある状況ですが
議事録にて数人の理事が利上げに消極姿勢であり
年内利上げ延期の可能性を示唆。
利上げペース減速の可能性が生じた結果
株式に買い安心感が広がり、株価は上昇しました。
次期FRB議長の人事に加え、年内追加利上げの可否は
今後の金融市場のテーマとなる可能性大です。
多くの市場でこれまでの基調が継続しましたが
原油価格(WTI)は49ドル台から再び上昇に転じ
51ドル半ばにまで上昇。
原油価格は一旦49ドル台で折り返す形となりました。
また懸念されていたスペインのカタルーニャ州の
独立問題は一旦沈静化し、金融市場の波乱要因が
まずはやわらぐことになりました。
上昇を続けるアメリカ市場、年内利上げがなくなれば
更なる株価上昇の期待も膨らみます。
今後は年内利上げの可能性についても
重点的にフォローしたいと思います。