金価格が5営業日続けての上昇
10月12日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,841ドル(-31)
・S&P500 2,550.9ポイント(-4.3)
・ナスダック 6,591.5ポイント(-12.0)
12日は3指数揃っての下落。
ダウ平均は3日ぶりの下落となりました。
ただし下落したとは言え、昨日までの
貯金が十分あるため、一旦上昇が小休止との状況です。
企業の決算発表を控える中で指標発表もなく
市場は手を出しづらい状況。
既に昨日最高値を更新していることもあり
利益確定の売りも出され株価は下落しました。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
3位ゴールドマンサックス(-1.07%)
6位JPモルガンチェース(-0.88%)
となり金融株の売りが先行しました。
金融株については、FRB次期議長の人事に
大きく左右される展開が予想されます。
欧米の株式市場ともに大きな変化は
ありませんでしたが、金市場が上昇。
株価上昇の中で先週末より5連騰しています。
リスク指標にもなる金価格の上昇は若干注意を要します。
ただし金と同様リスク指標となるVIX指数は安値圏を維持しており
VIX指数と金価格で相関関係が崩れています。
全体的には決算発表待ちとなりつつあります。
金価格の値動きに注意しつつ
次の株価の動意を待ちたいと思います。