金融株が牽引、月曜より3指数揃って高値更新
10月16日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,956ドル(+85)
・S&P500 2,557.6ポイント(+4.4)
・ナスダック 6,624.0ポイント(+18.2)
16日の週初のアメリカ市場は3市場揃っての上昇となり
3指数ともに最高値を更新しました。
先週に引き続き、好調なスタートを切ることになりました。
長期金利の上昇を背景に、金融株が上昇。
ダウ平均採用銘柄の上昇率で
1位JPモルガンチェース(+2.07%)
3位トラベラーズ(+1.70%)
5位ゴールドマンサックス(+1.63%)
となり、ベスト5に金融株が3銘柄がランクインしました。
また油田の管理を巡ってイラク政府とクルド人自治区が対立し
イラク軍が油田を占拠の結果、原油価格が上昇し52ドル台に突入。
50ドル台が割れない展開が続いている原油価格ですが
改めて地政学リスクを感じる状態となりつつあります。
ヨーロッパもイギリス、ドイツ市場共に堅調に推移しており
トレンドに変化の兆しはありません。
ただし先週後半よりドルが買われる流れとなっており
為替市場はドル高に傾いています。
ドル高がどこまで続くのか、若干注意したい部分となります。
今週はどのタイミングまで株高が継続するのか
との観点で市場を見ていきたいと思います。