企業業績改善を背景にダウ平均が大幅高
10月18日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,157ドル(+160)
・S&P500 2,561.2ポイント(+1.9)
・ナスダック 6,624.2ポイント(+0.5)
18日は3指数揃っての上昇となりましたが
特にダウ平均が大きく値上がりし+160ドルとなり
23,000ドルに到達しました。
ダウ平均は3営業日続けての高値更新です。
今週に入り決算発表がスタートしていますが
企業の業績改善期待が高まっており
株価上昇の追い風となっています
FRB次期議長人事に関してイエレン議長より引き締め
スタンスのスタンフォード大学の
ジョン・テーラー教授がリードとの報が流れており
年内の利上げ確率の上昇及び米国債金利上昇を背景に
金融株が買われました。
その結果、昨日大きく下落したゴールドマンサックスが+2.52%と
ダウ平均採用銘柄の上昇率2位となり昨日の下落をほぼ取り返しました。
尚、1位は予想を上回る決算を発表したIBMの+8.86%となり
久しく株価低迷が続いていたIBMが上昇率トップとなりました。
堅調な株価の一方で、年内金利引き上げが現実味を帯び始めています。
どのタイミングで市場は金利引き上げの織り込みを開始するのか
株式市場も見ていきたいと思います。