iPhone8の不振が伝わるアップルが売られる展開
10月19日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,163ドル(+5.4)
・S&P500 2,562.1ポイント(+0.8)
・ナスダック 6,605.0ポイント(-19.1)
19日はダウ平均とS&P500は上昇するも
ナスダック指数は下落とまちまちの展開。
ダウ平均は4営業日続けての高値を更新。
しかしながら3指数ともに大きな値動きとはなりませんでした。
決算発表が継続しており、全体的には小動きの展開ではありますが
上方修正を発表した銘柄には買いが入る状況。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位トラベラーズ(+2.42%)
3位ベライゾン(+1.15%)
が良好な決算を背景に買われたパターンとなりました。
一方で、iPhone8の不振が伝えられたアップルは、-2.37%となり下落率トップに。
アップルの下落と同調するようにハイテク株が売られた結果
ナスダック指数は下落となりました。
決算発表を受けながらも、株式市場は値崩れを起こしておらず
高値水準を維持しています。
また原油価格、金価格、ドルインデックと言った
周辺市場、更には欧州市場にも、大きな変化は生じていません。
決算発表シーズン終了後、次に生じる動きが
どのような値動きになるのか、今後注目したいと思います。