上院での予算案成立を契機に全面高
10月20日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,328ドル(+165)
・S&P500 2,575.2ポイント(+13.1)
・ナスダック 6,629.0ポイント(+23.9)
20日は3指数揃って上昇。
ダウ平均は6連騰となり、最高値を更新。
またS&P500、ナスダック指数のいずれも最高値を更新しました。
米上院で2018年度の予算案が可決
トランプ政権が成立を目指す税制改革案の実現に向け一歩進んだとみられ
市場は好感する動きになりました。
足元で好調な企業決算の発表が継続していますが
税制改革実現により、更なる企業収益の改善が予想され
株式市場は全面高に近い様相となりました。
ダウ平均採用銘柄では、下落銘柄は4銘柄のみでした。
採用銘柄の上場率では
3位ゴールドマンサックス(+1.98%)
5位JPモルガンチェース(+1.43%)
となり株価上昇時に買われる金融株が
買われる展開となりました。
FRBの次期議長人事が注目を浴びつつありますが
トランプ大統領は11月3日までに正式決定を行う様子。
イエレン議長の再任始め、現行路線の踏襲であれば市場に影響は生じませんが
引締派を選任の場合は、金融市場のトレンドに変化が生じる可能性があります。
株式市場は好調を維持していますが、
トレンド変化を引き起こすイベントの状況には注意したいと思います。