インテルとアップルの明暗が分かれる
11月1日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,435ドル(+57)
・S&P500 2,579.3ポイント(+4.1)
・ナスダック 6,716.5ポイント(-11.1)
1日はダウ平均及びS&P500は上昇するも
ナスダック指数は下落。
好調が続いていたナスダック指数が下落し
まちまちの展開となりました。
ADP他の指標発表が相次ぎましたが
引き続き米国景気の底堅さが確認。
またFOMCもありましたが、その声明はほぼ予想通りであり
株式市場だけでなく為替市場への影響も
殆ど生じず、静かなFOMC明けとなりました。
ダウ平均採用銘柄で見ると
上昇率1位がインテルの+2.68%の一方で
下落率1位のアップルが-1.27%となり
昨日の上昇率1位と2位の明暗が分かれた形に。
ただし上昇率3位にシスコシステムズ(+1.38%)が
つけており、ナスダック指数は下落しましたが
ハイテク株が崩れるような状況とはなっていません。
2日はFRB次期議長発表が予定されており
3日は雇用統計の発表となります。
現FRB理事のパウエル氏の議長就任が有力視されていましたが
予想通り、引け後にパウエル氏の就任が決まりました。
FRB議長人事の内容及びその発表を受けての
株式市場を始めとする金融市場の値動きに
注目したいと思います。