3指数揃って上昇、原油価格が年初来高値更新
11月3日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,539ドル(+22)
・S&P500 2,587.8ポイント(+7.9)
・ナスダック 6,764.4ポイント(+49.4)
3日は小幅ながら3指数揃っての上昇。
雇用統計発表日でしたが、雇用指標は米国経済の
先行きを懸念するような内容となっておらず
金融市場に対する影響は限定的。
週のイベント的には雇用統計より
パウエル氏のFRB議長指名に重きが置かれており
11月の雇用統計は例月に比べると重視されていませんでした。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では、1位がアップル(+2.61%)。
一方で下落率1位はインテル(+1.61%)となり
ナスダック指数の上昇はありますが
ハイテク銘柄も買い一色と言う訳ではありません。
一方、原油価格(WTI)は上昇が継続。
一時56ドル台に到達し、本年の最高値を更新しました。
これまで50ドルを中心に値動きを形成の原油価格は
年初来最高値更新により、今後値動きの性格が
変わる可能性が生じています。
またVIX指数も年初来安値に近い数字にまで下落しており
市場は完全にリスクオンとなっています。
来週はトランプ大統領がアジア訪問で不在となります。
トランプ大統領不在のアメリカ市場が
これまで通り静かな上昇を見せるのかに注目したいと思います。