3指数揃っての上昇も、サウジでの政変が懸念材料
11月6日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,548ドル(+9)
・S&P500 2,591.1ポイント(+3.2)
・ナスダック 6,786.4ポイント(+22.0)
6日は先週末に続き小幅ながら3指数揃っての上昇。
ダウ平均は3営業日続けて最高値を更新しました。
各社の株価上昇を受けて企業はM&Aに対し
積極姿勢に転じています。
ブロードコムによるクアルコムに対する約12兆円の買収提案及び
CNBCによる事業売却が報じられると
同業の関連銘柄も買われる展開となりました。
しかしながらサウジアラビアで政変が発生しており
投資家は全面的な買い姿勢に転ずることはなく
取引を終えることになりました。
ダウ平均採用銘柄では上昇率1位は
CNBCの事業部門の買収先と噂されるディズニー(+2.03%)。
またサウジの政変を背景に
原油価格(WTI)が57ドル台まで上昇しており
原油価格上昇を受け、シェブロンが上昇率2位(+1.78%)となりました。
アメリカ国内に変調はありませんが
サウジアラビアでの政変の発生により
オイルマネーの行方に注意が必要となります。
サウジアラビアの政変が
金融市場に対しどのような影響を与えるのか
今後の市場を見ていきたいと思います。