原油価格(WTI)が急落し、一時54ドル台に
11月14日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,409ドル(-30)
・S&P500 2,578.8ポイント(-5.9)
・ナスダック 6,737.8ポイント(-19.7)
14日は3指数揃って下落、ただしいずれの指数も
大きくは動かず、引き続き値動きは停滞しています。
株式市場は小動きの展開で様子見モードですが
14日に動いたのは原油価格(WTI)。
約1週間57ドルを中心に上下していたものの
国際機関による17年と18年の世界原油需要見通しの
下方修正を受け、一気に54ドル台にまで下落。
最終的には55ドル台は回復しましたが約2ドルの下落となり
これまでの下落のエネルギーを放出することになりました。
また4営業日続けてリスク指標のVIX指数が上昇し
安値水準から脱出。
ただし金価格には未だ変化は生じていません。
ここから先、VIX指数が更に上昇となると
金融市場はリスクオフの様相を呈してくるので
注意が必要となります。
またイギリス市場も崩れ4営業日続けての下落となりました。
アメリカ市場は小動きの展開が継続していますが
周辺市場が動いた形となりました。
本傾向が続き、最終的にアメリカの株式市場の
値動きに影響を及ぼすのでしょうか。
引き続き周辺市場の状況を注視したいと思います。
2017年11月15日