イギリス市場が高値更新ならず下落に向かう
11月13日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,439ドル(+17)
・S&P500 2,584.8ポイント(+2.5)
・ナスダック 6,757.5ポイント(+6.6)
13日は3指数揃っての上昇ながら
いずれの指数も小幅な上昇に留まりました。
指標発表もなく、また周辺市場にも大きな値動きが無く
終日市場は凪の状態となりました。
10月より為替市場で凪状態が続いていましたが
遂に株式市場にまで値動きが無くなりつつあります。
目下話題の税制改革案もトランプ大統領の
帰国待ちで動きはありません。
この所、株式市場で大きく値下がりしているのがイギリス市場で
指数UK100は11/7を天井に下落に転じています。
BREXITに対する経済の先行き不安のある中で
対EUとのBREXITの交渉が難航。
遂にはメイ首相に対する与党内からの辞任要求まで出るに至って
政治の混乱の芽が生じています。
BREXIT交渉に時間がなく、政治混乱をしている余裕はないため
市場より不安視されている面が株式市場に表れています。
先進国では年初来高値を更新後に上昇が一息ついた状態ですが
イギリスの株価は一人負けです。
イギリス市場の変調の影響は単独のものにとどまるのか
それとも他市場に対し影響を与えるのかを
今後注目したいと思います。
2017年11月14日