下院での減税案可決を契機に大幅高
11月16日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,458ドル(+187)
・S&P500 2,585.6ポイント(+21.0)
・ナスダック 6,793.2ポイント(+87.0)
16日は3指数揃って大きく上昇、ダウ平均は100ドル以上の上昇。
またナスダック指数は約1週間ぶりの
高値更新となりました。
米下院共和党が、税制改革案を可決。
上院との調整はこれからで、税制改革案の死命は上院が握ります。
しかしながらまずは一歩前進ではあり
市場は好感し、株式市場を大きく引き上げました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位ウォルマート(+10.90%)
2位シスコシステムズ(+5.19%)
となり遅めの決算発表で、市場予想を上回る数字を公表した
両社が一気に値を伸ばしました。
よい決算に素直に反応する相場は継続しています。
株式市場の上昇を受け
直近上昇を続けていたVIX指数が下落しましたが
まだ元の安値の値位置までには至っていません。
また、金価格も殆ど反応を見せていません。
下落が続いた株式市場に、下院での減税法案可決との燃料投下となり
見事な上昇を遂げた1日となりました。
本日の上昇が一時的なものにとどまるのか
押し目を付けての反発となるのか
今後の値動きに充分注意したいと思います。