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世界市況

原油価格の急落を契機に原油関連株が下落

12月6日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,140ドル(-39)
・S&P500 2,629.2ポイント(-0.3)
・ナスダック 6,776.3ポイント(+14.1)

6日はダウ平均が下落し、ナスダック指数が上昇。

この所、ダウ平均が上昇しナスダック指数が下落の
パターンが続ていましたが、逆のパターンとなりました。

 
株式市場を動かすようなニュースもない中で
方向感なく取引がなされた、と言うのが実情です。

これまでのアメリカ市場の上昇を受け
利益確定の売りも少なからず出ているようです。

 
そんな中で大きく動いたのは原油価格(WTI)。

58ドル台の維持がなされていましたが
米国のガソリン在庫量の大幅な増加が発表され一気に下落し
一時55ドル台にまで突入しました。

今回の下落で再び50ドルを目指す展開となるのか
注目が集まります。

また原油価格の急落を受け
エクソン、シェブロンと言った原油関連株も下落。

動かない相場の中、原油価格の下落が株式市場に対し
影響を与えることになりました。

 
ただし金価格は引き続き小動きの展開が継続しており
長期に渡りレンジ相場を形成しています。

 
原油価格の動向は株式市場に対しても
少なからず影響を与えるので、58ドル台で折り返す
形となった原油価格に、今後も注目したいと思います。

2017年12月7日
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