3指数揃って上昇するも上値が重い
12月11日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,386ドル(+56)
・S&P500 2,659.9ポイント(+8.4)
・ナスダック 6,875.0ポイント(+34.9)
11日は先週末に引き続き3指数揃っての上昇。
先週末程の上昇とはなりませんでしたが
雇用統計後の週明けも順調に株価は上昇しました。
ただしダウ平均、S&P500は最高値を更新したものの
上値は重い展開となりました。
今週13日にFOMCで利上げが予想される中
更に12日にはアラバマ州の上院補選の投票があります。
共和党候補者が劣勢となっており
共和党が敗北すると上院での議席数の差が
4議席から2議席となるため
現在実現に向けた議論が進む税制改革に大きな障害となる可能性が。
今週は幸先良いスタートとなりましたが
補選及びFOMC通過を待たざるを得ない状況です。
一方、先週一旦下落した原油価格(WTI)が
再び上昇を開始し58ドル台を回復。
今回の原油価格の粘りはこれまでとは
少し趣が異なっており、注意が必要です。
足元好調な株価推移ですが
今週はファンダメンタル要因で一気に動く可能性があります。
12日のアラバマ補選及び13日のFOMCと重要なイベントが続くため
イベントの状況及びそれを受けての値動きには
注意したいと思います。