大型株が上昇を牽引し3指数揃っての上昇
1月9日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 25,385ドル(+102)
・S&P500 2,751.2ポイント(+3.5)
・ナスダック 7,163.5ポイント(+6.1)
9日は3指数揃っての上昇となり
3指数ともに最高値を更新しました。
大きな指標発表等はなかったものの
昨年末に成立した減税法案による減税の恩恵から
企業業績拡大の期待が、年明けも相場を後押しする形が続いています。
昨日下落したダウ平均は+102ドルとなり
昨日の下落分(-12ドル)を完全に回復。
ダウ平均が大きく上昇すると下落のケースもあったナスダック指数も
小幅ながら揃って上昇を見せました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位ボーイング(+2.67%)
2位ジョンソンエンドジョンソン(+1.59%)
3位GE(+1.53%)
となり大型株が上昇をけん引。
また金融株も上昇しました。
堅調な株価と同様、9日は原油価格(WTI)も上昇を見せ63ドル台に突入。
徐々に上昇する原油価格に下落の兆候が見えない状態となっています。
大型株主導の株価上昇となり
これまでとは若干相場の状況に変化も感じることができます。
また、史上最低水準に沈んでいたVIX指数が9日は上昇を見せています。
スタートダッシュ状態の株価上昇が
どこまで継続するのか、注目したいと思います。