ダウ平均362ドル安で2日で500ドル以上の下落
1月30日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 26,076ドル(-362)
・S&P500 2,822.4ポイント(-31.1)
・ナスダック 7,402.4ポイント(-64.0)
30日は昨日同様3指数揃って大幅な下落。
ダウ平均は昨日の177ドルを超える362ドル安となり
2日で500ドル以上の下落。
先週末より米長期金利の上昇が顕著になっており
金利への懸念感が台頭。
またFOMCに雇用統計と、イベント週で
先週末の急騰を受け新たな買いを入れにくい中で
間隙を突かれた形となっています。
ダウ平均採用銘柄では、上昇銘柄が2銘柄のみとなり
全面安の展開が継続。
下落率では
1位ユナイテッドヘルスグループ(-4.35%)
2位ファイザー(-3.13%)
と健康関連が下落率上位を占めましたが
ハイテク株、大型株も下落しており、幅広い銘柄が下落。
また原油価格(WTI)も続落し63ドル台に突入しており
原油関連株も昨日に続き下落しました。
2日続けての株価下落を受け、VIX指数も続けて上昇
2017年に5回到達した高値水準に到達しました。
2日でダウ平均は500ドル以上の下落ですが
チャート上はまだホンの少しの下落と言える状況です。
本下落が継続し、本格的な下落相場入りの引き金となるのか
今後の市場の動向に注意したいと思います。