FOMC声明文を契機に上昇が抑えられる
1月31日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 26,149ドル(+72)
・S&P500 2,823.8ポイント(+1.3)
・ナスダック 7,411.4ポイント(+9.0)
31日は3指数揃っての上昇となり、3営業日振りの反発。
反発したものの一昨日、昨日の下落幅には
及ばない上昇となりました。
しかしながらダウ平均は前半に200ドルを超える上昇を見せ
市場の買い意欲の強さを表すことに。
ただし場中に発表されたFOMC声明文を契機に長期金利が上昇。
昨日同様金利上昇が株式の売りのサインとなり
株価は下落の方向となり
最終的に72ドル高で取引を終えました。
買い意欲も旺盛ですが、利益確定の売りも依然強い状況です。
状況としては上下の値動きはあったものの
一旦昨日までの下落がストップした形とはなりました。
尚、株価の上昇を契機に急騰していたVIX指数も下落。
しかしながら依然として高値水準に位置しており
VIX指数からは、株価の先行きを楽観視することは出来ません。
また米国市場は下落が一服した状況ですが
イギリス市場(UK100)が3連敗となり
大きな下落を見せています。
一旦下落が止まった米国市場ですが
明日に雇用統計が控えています。
雇用統計後に相場が動くケースもあるため
今後の値動きにも注意したいと思います。