ナスダック指数が7,000ポイント回復
4月4日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,264ドル(+230)
・S&P500 2,644.6ポイント(+30.2)
・ナスダック 7,042.1ポイント(+100.8)
4日は3指数揃っての上昇で、いずれの指数も
2営業日続けての上昇となりました。
米中の貿易摩擦問題に対し
中国側から米国産品に対する報復関税案が発表。
中国側の発表はあったものの
米国側は新たな措置は検討していないと報じられ
水面下の交渉に期待する声が聞かれ貿易摩擦に対する警戒感が薄れる中で
株価は上昇することになりました。
またハイテク株を巡る悪い流れもひと段落。
よってハイテク株主体のナスダックは100ポイントの上昇を見せ
節目価格の7,000ポイントを回復。
ダウ平均採用銘柄では下落したのは4銘柄のみと
全面高に近い状態。
上昇率1位のマクロソフト(+2.92%)など
ハイテク株が牽引しました。
しかしながら中国との取引が多いボーイングが下落率1位(-1.02%)となり
投資家の米中貿易摩擦に対する警戒心は顕在。
4月早々2連騰と幸先良いスタートとなりました。
ただし今週は雇用統計週という点を踏まえる必要があります。
雇用統計に向かうまでの値動き、そして雇用統計後の
値動きに変化が生じるか、注目を続けたいと思います。