2月下旬以来のダウ平均3連騰
4月5日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,505ドル(+240)
・S&P500 2,662.8ポイント(+18.1)
・ナスダック 7,076.5ポイント(+34.4)
5日は3営業日続けて3指数揃っての上昇。
ダウ平均の3連騰は、2月下旬の貿易摩擦問題浮上後の
急落後に急騰を演じて以来となりました。
足元懸念の米中貿易摩擦問題は
政府関係者から中国との交渉に対し前向きな発言が続いており
極度な警戒感は薄れつつあります。
ダウ平均採用銘柄の上昇率を見ると2位ボーイング(+2.74%)となり
中国向けの売上が多く、直近売り込まれていた銘柄が上昇しました。
また下落銘柄は5銘柄であり、ダウ平均240ドル高の割には
多くの銘柄が上昇しました。
尚、昨日大きな上昇を見せたハイテク株は比較的静かな上昇となり
ナスダック指数からダウ平均に上昇の主役が変化する可能性も感じます。
今週の株価上昇に相関するように
ドルインデックスが上昇しています。
2月以降レンジ相場を形成していますが
本日の上昇でレンジ相場の上限に到達。
今後レンジを上方ブレイクするのか
再び押し戻されるのか注目が集まります。
明日は雇用統計の発表を控えています。
雇用統計後に今週の上昇の値動きに変化が生じるのか
注意深く見守りたいと思います。