ナスダック指数の回復は弱いがダウ平均は全面高
4月3日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,033ドル(+389)
・S&P500 2,614.4ポイント(+32.5)
・ナスダック 6,941.2ポイント(+71.1)
3日は3指数揃っての上昇、しかしながら前日の下落を
取り戻すほどの上昇とはならず、ナスダック指数は
7,000ポイントの回復はなりませんでした。
ハイテク株の下落に対し押し目買いの動きが見られる中
トランプ大統領のアマゾンへの批判について
実質的な規制まで政府は視野に入れていないと報じられ
ハイテク株に対する心理が改善。
アマゾンを始めとするハイテク株に買い注文が入ることになりました。
ただし、ダウ平均採用銘柄の上昇率ベスト10には
ハイテク株はランクインせず。
買い戻されたとは言え、まだ投資家は完全に
ハイテク株に対する警戒を解いた訳ではありません。
尚、ダウ平均採用銘柄で下落したのは2銘柄のみであり
幅広い銘柄が買われ、全面高となりました。
ナスダック指数の上昇がそれほどではない中で
ダウ平均が全面高となり、これまでの上昇とは若干
傾向に変化が生じた1日です。
株価上昇の主役がハイテク株から別の銘柄群に
移ることになるのでしょうか。
これまでダウ平均とナスダック指数は
交互に上昇を繰り返してきた経緯もあるので
今後の両者の値動きの関連性に注目したいと思います。