原油価格が2014年以来の68ドル台に
4月18日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,748ドル(-38)
・S&P500 2,708.6ポイント(+2.2)
・ナスダック 7,295.2ポイント(+14.1)
18日はダウ平均は下落するも、S&P500と
ナスダック指数は上昇しまちまちの展開。
ファンダメンタル的な材料が一巡しており
足元は決算発表シーズンを迎えているため
決算内容で株価が左右される状況です。
典型例は発表の決算で利益率の悪化が明らかとなったIBM。
決算を嫌気した売り注文が相次ぎ
ダウ平均の採用銘柄で下落率1位(-7.53%)となりました。
下落率2位のジョンソン&ジョンソンの下落率が-2.16%であり
IBMの下落がひときわ目立つ結果となりました。
尚、IBMのみでダウ平均を83ドル押し下げる効果が生じており
ダウ平均の下落はIBMから大きな影響を受けています。
また高値を更新後67ドル台を維持の原油価格(WTI)が
再び上昇を開始し68ドル台に突入。
原油価格(WTI)は2014年以来の68ドル台に乗ることになり
レンジ相場を抜けることになりました。
決算発表はまだ続きますが、原油価格の上昇が早まっています。
当面、決算発表のみならず原油価格の動向にも
注意が必要と考えます。