インフレへの懸念が後退、長期金利3%割れへ
・ダウ平均 24,739ドル(+196)
・S&P500 2,723.0ポイント(+25.2)
・ナスダック 7,404.9ポイント(+65.0)
10日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は6連騰となり好調をキープ。
またS&P500が節目価格の2,700ポイントを上抜け。
消費者物価指数が発表され、市場予想を下回る伸びとなり
インフレへの懸念が後退しました。
FRBの追加利上げに対する警戒も後退することに。
その結果、3%を上回る水準となっていた米長期金利が
3%割れの状態となりました。
また金利の低下により株式買いへの安心感も広がり
幅広い銘柄が買われました。
ダウ平均採用銘柄では、下落は4銘柄のみとなりほぼ全面高。
また株式市場の好調を背景にVIX指数も
1月の安値水準に向け下落中で、リスクオン状態です。
昨日同様、欧州市場も好調で
イギリス、ドイツ市場共に上昇。
特にイギリスのFTSE100は年初来高値を
目指す動きが継続しています。
ただしイギリス経済は景気後退を示す
指標が発表されている点は、認識する必要があります。