原油価格(WTI)71ドルに加え米長期金利3%台再突入
・ダウ平均 24,542ドル(+182)
・S&P500 2,697.7ポイント(+25.8)
・ナスダック 7,339.9ポイント(+73.0)
9日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は5営業日続けての
上昇となりました。
トランプ大統領によるイラン核合意からの離脱表明から1日が経過。
冷静になった市場では徐々に原油価格(WTI)が上昇し
71ドル台に突入。
原油高が継続することになりました。
また小康状態が続いていた米長期金利も再び3%台まで上昇。
先週から続く各値動きが再始動する形となりました。
ただし、これまで上昇を続けたドルインデックスは
高値更新後に、一旦小康状態に。
ダウ平均採用銘柄では、原油高を受けた原油関連株と
金利上昇を受けた金融株が買われる結果となりました。
米国市場が好調に推移する中で欧州市場も好調。
特にイギリス市場が好調で大きく上昇の結果
指標のFTSE100は年初来高値まであと一歩の所まで上昇しました。
ドイツ市場もイギリス市場程ではありませんが
堅調に推移しています。
欧米の金融市場は居心地のよい状態が続いています。
ただしアルゼンチンが遂にIMFに支援要請を行う等
金融市場全体は楽観論一色ではありません。
次に市場を動かすテーマがどのような内容となるのか
注意深く待ちたいと思います。