米長期金利上昇の中でドルインデックスが高値更新
・ダウ平均 24,768ドル(+62)
・S&P500 2,722.4ポイント(+11.0)
・ナスダック 7,398.2ポイント(+46.6)
16日は3指数揃っての上昇、昨日の下落を取り返すには至っていませんが
下落は1日に留まった形となりました。
ただし昨日の株価下落の要因となった米長期金利上昇は
ゆるやかながら継続の動き。
3.1%が目前に迫りつつあり
節目価格の3.1%に到達した際の
株式市場の動向には今後注意が必要です。
周辺市場ではドルインデックスが年初来高値を更新。
ただしUSD/JPY、EUR/USD等のドル通貨ペアが
一気に一方向に進む展開とはなりませんでした。
またドルインデックスは高値更新後に
本日の安値を割る程の下落を見せており
今後の一直線での上昇を考えるのは時期尚早です。
米長期金利の上昇を受けアルゼンチンペソの下落が話題となっていますが
トルコリラの下落も底が見えない状態です。
中東情勢に加えエルドアン大統領の
強権的な手法が金融市場で警戒感を抱かれています。
スワップ狙いで日本人が多く投資している
トルコリラについて、今後話題になる可能性があります。
米長期金利の上昇が続いているため
引き続き金利上昇が各市場に与える影響を
注視したいと思います。