ダウ平均は8連騰でストップ 200ドル近い下落
・ダウ平均 24,706ドル(-193)
・S&P500 2,711.4ポイント(-18.6)
・ナスダック 7,351.6ポイント(-59.6)
15日は3指数揃っての下落、ダウ平均の9営業日ぶりの下落は
200ドル近い大きな下落となりました。
3%付近を上下している米長期金利が、3.09%にまで上昇。
長期金利の上昇は住宅ローンを通じ家計の圧迫要因となり
また株式市場に対しても資金の流れの観点ではマイナス要因。
これまで意識されなかった金利上昇のデメリットに対し
市場は敏感になり、株式市場は一気に下落。
しかしダウ平均は8連騰しており
十分お釣りが残っている状態です。
ただしダウ平均採用銘柄で上昇したのは
4銘柄のみとなり、全面安。
ナスダック指数も約60ポイントの下落を見せており
ハイテク株も売られた結果、ダウ平均採用銘柄の
下落率1位はインテル(-1.79%)となりました。
またVIX指数もさすがに若干上昇し
昨日までのリスクオンの流れは小休止。
ダウ平均が8連騰の中で、一旦押し目が入りやすいタイミングであり
大きな下落とはいえ、まだ許容範囲と言えます。
ただし明日以降再び上昇トレンドに戻るような動きを見せるのか
一旦上昇トレンドを終えるような値動きを見せるのか
注意深く今後の方向性を見極めたいと思います。