VIXが1月下旬のリスクオン水準に到達
・ダウ平均 24,899ドル(+68)
・S&P500 2,730.1ポイント(+2.4)
・ナスダック 7,411.3ポイント(+8.4)
14日は小幅ながら3指数揃っての上昇。
ダウ平均は8営業日続けての上昇。
ダウ平均の8連騰は昨年9月以来であり
株式市場全体に楽観ムードが漂うことに。
全体的には先週から続く株式市場を始めとする
金融市場の流れが継続しました。
ドルの強さを表すドルインデックスも
先週の上昇後、依然として高値水準を維持。
全体として目新しい値動きは見当たりません。
昨今の市場のムードを象徴するかのようにVIX指数が下落していますが
遂に1月下旬の水準に到達。
2月の市場混乱を演出したVIX指数ですが
再び昨年末から年初の史上最低ともいえる
水準に沈みつつあります。
またもう1つのリスク指標ともいえる金価格は
2月から形成のレンジ相場の底付近に位置。
VIX指数及び金価格の状況からは
昨年末から年初にかけてのリスクオン相場に
戻りつつある姿が見えます。
足元非常に米国市場は居心地のよい状態が続いています。
ただし長期金利が3%前後を上下しており
金利水準から金融市場の変化が生じる可能性は依然として存在しています。
株式市場は堅調に推移していますが
次の変化の兆候を逃さぬよう注意したいと思います。