ナスダック指数が2日続けて年初来高値を更新
・ダウ平均 24,799ドル(-13)
・S&P500 2,748.8ポイント(+1.9)
・ナスダック 7,637.8ポイント(+31.4)
5日はダウ平均は下落するもナスダック指数は上昇。
S&P500はほとんど動かずで、まちまちの展開。
ただしナスダック指数は2日続けて
年初来高値を更新しました。
イタリアで与党支持によりスタートした新内閣で新首相が
歳出拡大による景気刺激策を表明。
対EUとの関係悪化を懸念した金融市場は
イタリア国債を売り、再びイタリア国債の金利が上昇。
先週ほどの警戒感はないものの
イタリア国債の利回り上昇を受け
市場では様子見スタンスを取る投資家が多くなりました。
ただし金融市場全体の値動きにとらわれないナスダック指数は
連日高値を更新、新しい上昇トレンドに入るか注目されます。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
2位アップル(+0.77%)
4位マイクロソフト(+0.51%)
となりハイテク株が買われる傾向に。
また下落が続く原油価格(WTI)は5日も下落となり
64ドル台に突入、これまでの上昇エネルギーが
下落に転じることになっています。
トランプ政権による各国との貿易摩擦問題が
市場に影を落とし始めていますが、ナスダック指数は
上昇の動きを始めています。
本値動きが他市場に波及するかどうかに
注目したいと思います。