大阪での震度6弱の地震も市場への影響は限定的
・日経平均株価 22,680円(-171)
・TOPIX 1,771.4ポイント(-17.6)
・東証1部出来高 13億5288万株
・同売買代金 2兆2568億円
・同値上がり507銘柄、値下がり1518銘柄、変わらず64銘柄
18日の日経平均は171円安となり反落。
週末に米中貿易摩擦激化への懸念が浮上の中で
朝方に大阪で震度6弱の地震が発生。
被害状況からは日本経済への影響は限定的と見られるも
米中貿易摩擦の懸念浮上と合わせ
株式を積極的に買い進められる状況とは
なりませんでした。
結果的に日経平均は、前場は下落が継続し
後場になり下げ止まることになりました。
尚、地震の影響は為替市場に対しても限定的であり
ドル/円は先週末同様、110円台半ばの取引が継続しました。
日経平均採用銘柄では上昇率で
1位住友大阪セメント(+3.21%)
3位大林組(+2.10%)
と地震の復興需要をイメージさせる
関西の関連銘柄が上昇率上位に並びました。
大阪での地震の影響は軽微にとどまっており
今週は米中貿易摩擦が市場を動かすテーマとなる
可能性が高まっています。
またドイツで移民問題が大きくなり始めており
注意が必要です。
どのタイミングで次の相場の方向性が生じるのか
今週の市場に向き合いたいと思います。