原油価格(WTI)が高値水準の72ドルを回復
・ダウ平均 24,117ドル(-165)
・S&P500 2,699.6ポイント(-23.4)
・ナスダック 7,445.0ポイント(-116.5)
27日は3指数揃っての下落、ダウ平均は100ドルを
超える下落、ナスダック指数も100ポイントを超える下落となりました。
米中貿易摩擦問題が続く中、政府高官のTVでの発言が強硬的であり
市場は改めて先行きの不透明感を認識。
また原油価格(WTI)が大幅な上昇を見せ72ドル台に到達。
5月の高値こそ上に抜けていませんが、市場には原油高への
警戒感も浮上しました。
それらを受け、市場はリスク回避姿勢を一段と強くした結果
株式市場全体が下落することになりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
2位インテル(-1.83%)
4位マイクロソフト(-1.55%)
とハイテク株の下落が顕著、特にインテルは今週に入ってから
下落が継続しています。
尚、ダウ平均採用銘柄で上昇したのは4銘柄のみであり
全面安の展開を見せました。
原油価格(WTI)は最終的に71ドル台後半で取引を
終えましたが、5月高値更新目前の値位置にあります。
米中貿易摩擦に加えて、原油高が世界経済の重しになる可能性も生じており
今後の原油価格の行方にも注意しながら
株式市場の状況をフォローしたいと思います。