原油価格(WTI)が急騰し70ドル台を回復
・ダウ平均 24,283ドル(+30)
・S&P500 2,723.0ポイント(+5.9)
・ナスダック 7,561.6ポイント(+29.6)
26日は3指数揃っての上昇、前日にファンダメンタル要因が特にない中
ダウ平均は300ドル以上も下落しており
さすがに押し目買いが入り、上昇しました。
しかしながら依然として米中貿易摩擦問題が影を落としており
投資家が株を買い進めるような流れとはなっていません。
株式市場は小動きの展開でしたが
原油価格(WTI)が大きく上昇し、5月以来の70ドル台に突入。
OPECで原油生産抑制が若干緩和されることになりましたが
米国がイラン産原油の購入停止を各国に求めていることが材料視され
上昇基調の中で、一気に値を伸ばしました。
原油価格の大幅高を受けダウ平均採用銘柄の
上昇率1位にはシェブロン(+1.26%)が登場。
またエクソンモービルも上昇率4位(+1.13%)となり
原油株を買い進める動きが見られました。
ただし下落率1位は昨日同様インテル(-2.05%)であり
引き続き半導体銘柄に対する逆風が吹いている状態です。
米中貿易摩擦に加えて、原油高が金融市場を語る上での
テーマとなりつつあります。
5月の高値72ドル台まであと一歩の水準になっており
原油価格にも留意しながら、株式市場の方向性を
見守りたいと思います。