8連敗後のダウ平均の上昇は1日で終了
・ダウ平均 24,252ドル(-328)
・S&P500 2,717.0ポイント(-37.8)
・ナスダック 7,532.0ポイント(-160.8)
25日は3指数揃っての下落。
ダウ平均は320ドル安、ナスダック指数は160ポイント安と
大幅な下落となりました。
8連敗で止まったダウ平均は再び大きな下落に
見舞われました。
今週も先週から続く米中貿易摩擦に対し
金融市場は警戒感を隠しません。
米政権による中国企業に対する各種規制の導入が報じられており
米中貿易摩擦が次のステージ入りする懸念が新たに生じています。
その中でも特に半導体を中心とするハイテク企業への
懸念が生じる事態に。
ダウ平均採用銘柄で見ると
下落率1位はインテル(-3.41%)となり
半導体銘柄に対し市場は厳しい見方を取りつつあります。
ただしダウ平均採用銘柄中、上昇したのは4銘柄のみであり
全面安の様相を呈すことになりました。
またドルインデックスも下落し、3営業日続けての下落に。
株価の下落とドルの下落が連動していますが
本連動の継続性がどこまで続くのか注意が必要です。
米中貿易摩擦が金融市場を揺らす事態は
今週も継続することになりそうです。
ダウ平均の上昇が1営業日で終了していますが
再び下落継続の方向となるのか、ダウ平均の状況を
注視したいと思います。