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世界市況

好決算銘柄は買われるも全体的には模様眺め

・ダウ平均 25,444ドル(+64)
・S&P500 2,767.7ポイント(-1.0)
・ナスダック 7,449.0ポイント(-36.1)

19日はダウ平均が+64ドル高と3営業日ぶりに反発
したものの、ナスダック指数は36ポイント安となり
まちまちの展開。

ダウ平均は上昇しましたが、前日の327ドル安に
比べると戻りは限定的です。

 
決算発表シーズンで好業績の発表が相次いでいますが
週末であり市場参加者も
買い上がる雰囲気ではなく、模様眺め。

ファンダメンタル的な変化も生じていません。

ただし上海市場が上昇したため、昨日に比べると
投資家心理は改善しました。

 
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位P&Gが+8.80%と大幅な上昇。

市場予想を上回る決算内容に
素直に市場が反応しました。

また2位のアメリカンエキスプレス(+3.78%)も
好決算に反応した形であり、好決算銘柄が
集中的に買われる1日となりました。

 
企業の決算は全体的に好決算の発表が続いていますが
上海市場の下落などを背景に、ダウ平均他の指数は
全体的に売られた週となりました。

また原油価格が節目価格の70ドルを割れる
週ともなり、さまざまな変化の兆しが表れています。

企業の好業績を背景に再び上昇相場が始まるのか
さすがにピークアウトとなるのか、来週の値動きの
方向性に注目したいと思います。

2018年10月19日
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