上海市場の下落もあり日経平均は3営業日続けて下落
・日経平均株価 21,149(-34)
・TOPIX 1,589.5ポイント(-6.4)
・東証1部出来高 13億7332万株
・同売買代金 2兆5060億円
・同値上がり638銘柄、値下がり1402銘柄、変わらず69銘柄
29日の日経平均は34円安となり、小幅ながら
3営業日続けての下落。
米国市場で上下の振れ幅が大きい状況が続く中
日本市場は下落が継続中。
先週末はダウ平均が約300ドルの下落となりましたが
下落が続く日本市場は、下落を先取りする形のため
下落幅は狭くなりました。
日経平均の日中の値動きを見ると
前場は週末比で概ねプラス圏を維持。
後場も14時迄はプラス圏にありましたが
取引終了に向かうに従い値を下げ
最終的には34円安となってしまいました。
尚、日経平均採用銘柄の下落率では1位に
リコー(-10.61%)が登場。
子会社売却を除くと実質的に業績が下振れしており
業績を嫌気した売りが膨らみ急落しました。
為替市場ではドル/円が先週末の晩に
111円台半ばまで下落を見せましたが
本日は111円台後半での取引を維持しており
先週同様、小動きの状況が継続中です。
尚、本日も上海市場の下落とともに
日経平均が失速した形となりました。
今週は米雇用統計週となります。
まずは金曜の雇用統計までの相場の方向性について
注目したいと思います。
節目価格の日経平均22,000円、TOPIX1,600ポイントを
割れて今週の取引を終えました。
来週はまず、上記節目価格の回復なるかに
注目したいと思います。