原油急落を受けて株式市場も売られる
・ダウ平均 25,989ドル(-201)
・S&P500 2,781.0ポイント(-25.8)
・ナスダック 7,406.9ポイント(-123.9)
9日は3指数揃っての下落、ダウ平均は
201ドル安と比較的大きな下げに見舞われました。
昨日のFOMCにて12月の金利引き上げの
可能性が高まっており、米長期金利が高止まり。
FOMCから1日遅れで金利上昇に対する警戒感が
株式市場に伝わる形となりました。
また下落が続いていた原油価格(WTI)が
遂に60ドル台に入り、一時50ドル台に突入。
程なく60ドル台は回復しましたが
原油安が世界経済の減速を想像させる形となり
株式市場が売られることになりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率を見ると
1位ゴールドマンサックス(-3.89%)
2位キャタピラー(-3.41%)
3位シスコシステムズ(-2.75%)
と幅広い銘柄が下落。
ただし原油関連株は下落率ベスト10にランクインせず。
逆に上昇率9位にシェブロン(+0.13%)が登場しました。
中間選挙に加えFOMCと、イベント豊富な週となりましたが
結果的には注目度に比べると、それ程値動きが生じない
1週間となりました。
大きなイベントを控えていない来週は、どのような値動きを
見せるのか、注目したいと思います。