中国のファーウェイCFO逮捕が市場を揺らす
・日経平均株価 21,501円(-417)
・TOPIX 1,610.6ポイント(-29.8)
・東証1部出来高 15億1021万株
・同売買代金 2兆7165億円
・同値上がり253銘柄、値下がり1828銘柄、変わらず38銘柄
6日の日経平均は-417円安となり続落。
昨日は米国市場が休場であり、様子見スタンスを取る
投資家が多い中で、市場が影響を受けたのが
中国の通信機器メーカーであるファーウェイの
CFOがカナダで逮捕のニュース。
先日の米中首脳会談で貿易摩擦は小休止と考えていた金融市場でしたが
現実は甘くないと再認識させられました。
本ニュースを契機に、日経平均は下げを加速。
時間外の米国株価指数、そして上海市場も下落し
日経平均は上昇の要素なく下落が続き
-417円安で取引を終了しました。
日経平均採用銘柄の下落率では
1位TDK(-6.64%)
2位太陽誘電(-6.58%)
となり電機電子株中心に下落しました。
また為替市場ではドル/円が113円を割れ、112円台半ばにまで下落し
株式市場の下落に追随する形となりました。
年末市場に加え昨日の米国市場の休場で
ニュースで一気に動く相場となりました。
本日の下落の流れが一時的なものに留まるのか
明日そして週明けの方向性にも、十分注意したいと思います。