小売指標の悪化を背景にダウ平均103ドル安
・ダウ平均 25,439(-103)
・S&P500 2,745.7(-7.3)
・ナスダック 7,426.9(+6.5)
14日はダウ平均は100ドルを超える下落の反面
ナスダック指数は若干上昇し、昨日と真逆の展開となりました。
米国の12月小売指標が市場予想に反して
大幅な減少となり、市場心理が悪化。
消費者心理に米中貿易摩擦は関係ないとの
前提で金融市場は動いていましたが
その前提に若干懸念が生じる結果となりました。
一方で昨日下落したハイテク株が上昇を見せ
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位シスコシステムズ(+1.89%)
3位インテル(+0.67%)
8位アップル(+0.36%)
9位マイクロソフト(+0.08%)
と上昇率は僅かながら
主要ハイテク銘柄がいずれもランクインしました。
ダウ平均の下落を受け、周辺市場では
ドルインデックスも下落。
高値圏での足止め状態が続いています。
また原油価格は54ドル後半で取引を終え
節目価格55ドルを目前としました。
尚、東京時間直後に55ドルに突入しました。
米中貿易交渉及び政府機関一部閉鎖について
今週は楽観的な報道が相次ぎましたが
再び悲観的な記事も見られるようになっています。
足元は両者が市場のテーマとなっており
報道の推移を注意深く見守りたいと思います。