早期利上げ懸念で米300ドル超安
7月最後のアメリカ市場は、大幅安となりました。
ダウ平均の終値は、317ドル安の16,563ドルと
300ドル以上の大幅安となりました。
S&Pも、39.40ポイント安と、大幅安になっています。
アメリカGDPの速報値や、雇用コスト指数の上昇を受け
市場では、早期利上げの確率が高くなったとして
売りの力が大きく働いています。
昨日は、それほど反応しなかったのに、今さら?という感じもしましたが
1日遅れた形で、急落がやってきました。
また、アルゼンチンがデフォルトになったことも
相場の地合を悪化させた要因になっているようです。
幸い、デフォルトは、それほど騒ぎにはなっておらず
テクニカルデフォルトということで、大きな問題にはならさそうです。
今日は、雇用統計の発表がありますので、今週最後の重要指標です。
雇用統計も、堅調な数字が出てくると、今は早期利上げの懸念として
悪材料として取り上げられる可能性がありそうです。