米雇用統計 予想外に悪化
1日のアメリカ市場は、下落となりました。
ダウ平均の終値は、69ドル安の16,493ドルとなっています。
雇用統計の発表があり、市場予想を下回る数字で
失業率も6.2%と、先月よりやや悪化しました。
仮に雇用統計の数字が良いと
早期利上げ観測がさらに高まる可能性がありましたが
市場予想を下回ったことで、やや懸念が軽減されています。
それでも、相場が下落したのは、アルゼンチン問題です。
アルゼンチンは、2度目のデフォルトとなりましたが
引き続き、市場の懸念材料として残っています。
アメリカ経済全体としては、好調が続いていますが
皮肉にも、数字が良いと株価が下がるという構図になっており
アルゼンチンのデフォルトという悪材料も重なり
急落した後の回復には、少し時間がかかりそうです。
17,000ドルが少し遠く感じられるところです。