なぜ円安になると株価が上がるのか?
黒田バズーカによる、ここのところの株価と為替の動きは
これまでに経験したことのない相場が続いており
過去の経験則が、なかなか効きにくい動きです。
2011年~2012年のアベノミクスによる金融緩和でも
一度経験はしてきているのですが
今回の黒田バズーカ第2弾は、前回を上回る可能もあり
どういう動きをするのか分かりません。
サヤ取りとしては、2012年は結果が弱かったのですが
これもアベノミクス相場の影響を受けて。
今回は、前回の経験則を受けて、警戒していきたいと思います。
さて、黒田バズーカ第2弾によって
急激な円安と株高が続いているのですが
今日のコラムでは、株価と円安の関連について
改めておさらいをしておきたいと思います。
株価と為替というのは、非常に密接な関係があります。
一般的に、円安になれば、株価は上昇となります。
なぜでしょうか?
今や、日本の株を買っているのは、外国人投資家が多くいます。
ここ数年の株価と為替の動きを
実際の数字で当てはめてみたいと思います。
1ドル=80円
日経平均 8,000円=100ドル
1ドル=108円
日経平均 15,500円=147ドル
1ドル114円
日経平均株価 17,000円=149ドル
黒田バズーカで、為替が大きく動いていますが
実は、日経平均株価をドルに換算して考えると
言うほどは大きく動いてはいません。
アベノミクスの初期は、日本経済の成長に対する期待もあり
日本株の買いにつながったところもあるのですが
ここ最近は、むしろ日本の成長に対して疑問符もあります。
それもあって、今回の黒田バズーカ第2弾なのですが
完全に金融施策ということもあって
海外からの動きとしては、非常に微妙です。
日経平均のここ最近の動きを見てみると
ほぼ為替の変動幅と同じくらいの動きにとどまっています。
日本株に対する海外の見方を判断するには
ドルなどの海外通貨に換算して考えてみると
変わった見方ができると思います。
黒田バズーカ第2弾の動きも
ほぼ為替主導の動きと言っても良いですね。
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