8日ぶりの下落 為替一服で
8日の日本市場は、8日ぶりの下落となりました。
日経平均株価の終値は、122円安の17,813円となっています。
昨日まで7連騰となっていましたが
アメリカ市場が下落した事に加えて
為替市場が、円安の動きが一段落したことを受けて
今日は確定売りの流れとなりました。
ただ大崩れするような感じではなく
下げ幅は100円超程度に留まっています。
これまでの上昇ペースに比べれば、適度な調整です。
日経平均は、18,000円を一度つけたこともあり達成感がありますし
為替市場も、1ドル120円というのがちょうど良い節目で
この前後での動きになっており、停滞の兆候も見えます。
底堅さは変わりませんが、さらなる上昇のためには
為替のさらなる円安が必要になってきますので
一筋縄ではいかないところにきています。
また、株価と実体経済との乖離も気になるところです。
昨日GDP第2次速報値が下方修正されたように
株価は堅調なものの、経済指標や国民感情が連動していません。
日本国民が、株価上昇と同じような恩恵を感じられれば
何か違うのでしょうが、このギャップがどこまで急速に埋まりそうで
年明けくらいから、相場の流れが変わる可能性があると見てます。