GDP 2次速報値 まさかの下方修正
8日の日本市場は、7日続伸となりました。
日経平均株価の終値は、15円高の17,935円となりました。
先週末にアメリカで雇用統計が発表になり
雇用情勢の好調が見られ、為替は大きく円安に振れました。
日本市場には、非常にプラスの材料で週開けを迎えています。
今朝方、日本のGDP 2次速報値が発表になり
年率換算1.9%のマイナスと、速報値の1.6%マイナスから
まさかの下方修正となりました。
前回の速報値の時も、若干のプラス予想で
2次速報値では、上方修正されるという見方だったので
予想以上に、消費税増税後の経済の落ち込みが大きい事が
数字からも浮き彫りになりました。
GDPの下方修正を受けて、相場もやや弱い感じになりましたが
為替相場は、1ドル121円台の円安水準で安定推移したこともあり
株式相場への影響は、限定的となりました。
ただ、寄り付き後には、18,000円を一時的につけたものの
ほぼ終日を通じて、18,000円を維持する力強さはありませんでした。
GDPの数字が良くないことから、経済指標はあまり良いとは言えません。
円安で株価水準をかろうじて維持していますが
一時的とは言え、18,000円をつけたこともあって
相場の過熱感や達成感が意識される水準になっています。
為替も株価も、大台を付けたのもあって、一旦達成感が出ても
何ら不思議ではない感じの相場です。