原油安を受けて大幅安
先週末、12日のダウ平均は大幅安となりました。
ダウ平均の終値は、315ドル安の17,280ドルと
300ドルを超える急落となっています。
原油相場が下げ止まりません。
1バレル58ドルまで下落し、激しいペースで原油が下落しています。
2015年の原油需要が引き下げられた事を受けて
エネルギー関連株を中心に売りが膨らみました。
また、中国で景気減速が示唆され、指数を押し下げました。
その他、フィッチがフランスの格付けを引き下げし
「AAプラス」から「AA」へと格下げとなりました。
原油相場の下落は、アメリカ市場に大きな影響があります。
シェールガスの採算ラインが70ドルと言われているので
58ドルという水準は安すぎます。
ダウ平均も、18,000ドルの水準から
急落の展開になっています。大幅な調整は避けられないでしょう。
今週は、FOMCが予定されていますが
環境的に、少し冷静にならざるを得ないと思われる環境で
早期利上げは後退していると思っています。