IBM決算予想届かず 3%下落
21日のアメリカ市場は、若干の上昇となりました。
ダウ平均の終値は、39ドル高の17,554ドルとなっており
少しの上昇にとどまっています。
ECB理事会が22日に引けていることもあって
様子見気分でありながらも、量的緩和への期待から
やや買いの方が優勢となっています。
アメリカでは、決算関連の発表が相次いでいますが
IBMが市場予想に届かない決算となり
株価は3%以上の下落となっています。
引け後に発表した、アメックスの決算は10%の増益となりました。
さて、いよいよECBの理事会を迎えることになりますが
今回は事前に利上げ織り込み済みの材料が出過ぎており
月額500億ユーロの債券買い入れ規模と見られています。
ユーロ安になるのか、織り込み済みで、ユーロが戻るのか
全くサプライズ感がないため、単純にユーロ安になるとは限りません。
金融緩和前提でのトレードでも、方向性の読みは難しいでしょう。