結果発表:インカム志向かキャピタル志向か?
金曜日の投資コラムでは
初の試みで、読者の方にも参加してもらえるように
匿名のコメント形式で、投資についての考え方を聞かせてもらいました。
あえて、案件内容をシンプルにしてみたのですが
色々みなさん奥深く考えてくれたようで、楽しかったです。
あなただったら、投資案件Aと投資案件Bと、どちらが好みでしょうか?
【投資案件A】
100万円投資すると、6年後に200万円になって戻ってくる。
計算上の年利回りは12%で、元本は完全に保証されている。
【投資案件B】
100万円投資すると、毎月5000円が配当としてもらえる。
6年後に、100万円の元本が戻ってくる。
計算上の年利回りは6%で、元本は完全に保証されている。
コメントの一覧は、こちらから
投資案件Aが良いか、Bが良いかは
人によって意見が分かれるような感じがしました。
投資案件Aは、長期間資金が拘束されてしまうので
余裕資金で使う予定がなければ、投資案件Aに回すという考え方で
考えていらっしゃる人が多かったように思います。
長期間使わない(使えない)資金であれば
投資案件Aの方が素直に利回りが良いという感じですね。
例えば、資金が5000万円あるような人だったら
投資案件Bにまとまって投資することによって
毎月25万円が入ってくることになります。
これだけあれば、ある程度の生活はできるようになりますし
長期的な生活のプランが見通しやすくなります。
ライフプランが見通しやすくなるのが、メリットだと思います。
ちなみに、私は投資案件Bの方が好きです。
単純に毎月お金が入ってくる方が安心感があるからです。
分散はするかもしれませんが、投資案件Aだけにまとめることは
まずしないだろうなぁと思います。
一発大儲けよりは、サヤ取りのように、コツコツ型の方が肌に合います。
コメントを見て面白かったのは「途中解約」についてでした。
利回りも大事ですが、換金性を重視しているのが
コメントとして興味深かったです。
私の知っている限りについて、例えば年利12%の利回りで
途中換金可能というのは、まずないと思います。
(厳密にいうとありましたが、破綻しました・・・)
投資家から投資してもらったお金というのは
必要だから資金を集めているのであって
事業主からしてみれば
要望に応じていつでも返済しないといけないという条件だと
非常に使いにくい資金になってしまいます。
12%利回り保証して、いつでも返済を求められるのであれば
銀行から借りた方が良いことになります。
流動性は、投資する上では大事なポイントですが
あまり流動性を重視しすぎるお金は
「余裕資金」ではないような気がします。
投資は余裕資金でと言いますが
無理して出した資金だと、流動性を気にしてしまうので
本当に「余裕資金」なのか?を考えて見た方が
いいのではないかと思います。
さて、参加いただいた方、ありがとうございました。
個人的には面白かったです。
また、定期的に参加型のやり取りを考えてみます。
私の独断により
コメントをお寄せいただいた、hiroさんには
「投資における3つの掟」
「サヤ取りデイトレセミナー」
をプレゼントさせていただきます!!
途中解約について気付かせてくれた事に加えて
損益分岐点についての考え方が
私には持ってなかった視点だったので、参考になりました。
ありがとうございます!!
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